「いいですよ」は失礼になる可能性があります

ビジネスマナー講師の谷澤史子です。
同じ意味でも、受け取る方にとっては、まったく違って感じてしまう
事があります。

ほんの些細な事なのですが、印象を良くも悪くもすることなので気を
つけたほうがいいですね。

例えば・・・・


◆新入社員のA君。先輩から

「この書類コピーを10部お願いできるかな?」

と頼まれます。

A君、にこやかに

「はい、いいですよ!」と答えました。

にこやかに答えたのは良いのですが、
「いいですよ」と言うのは心の底に
「やってあげてもいい」という高飛車な気持ちが含まれています。

先輩はたしかにお願いの口調ですが、ビジネスではこれはれっきとした
「命令」です。

命令に「いいですよ」って答えるのはおかしいですよね。

正しくは

にこやかに「はい、承知しました。」です。


◆得意先へ上司と商談に出かけました。

会議室に通され、案内の女性が

「冷たいお茶と、温かいお茶、どちらがよろしいですか?」と
聞きました。

上司は

「ありがとうございます。温かいお茶をいただきます」と
答えました。

あなたは
「私も同じでいいです。」と答えました。


たしかにお茶を用意する方に面倒をかけてはいけないという
配慮から、上司と同じ温かいお茶を頼んだのかもしれませんが

「私も、おなじでいいです。」という言い方には

(本当は冷たいのが良いけど、悪いから温かいので我慢します)

と言った意味を含んでいるように感じられるのです。


正しくは

「ありがとうございます。私も温かいお茶をいただきます。」です。



そんなに違いがないように感じますか?


それではあなたが恋人にプレゼントする時を思い浮かべてください。


「ネックレスと、ブレスレット、どっちが欲しい?」と聞いたとします。


A「うーん、どっちでも良いけど、ネックレスでいいよ。」

B「うーん、どっちも嬉しい!そうね・・・ネックレスが欲しい!」

おそらくBの答えのほうが嬉しくないですか?


Aの答えは「どっちでも良い」とあなたの提案に評価をし
「ネックレスでいい」と妥協したように感じたはずです。

Bの答えは「どっちも嬉しい」とあなたの提案に喜び
「ネックレスがいい」と本音を言ったように感じたはずです。


同じ事を言っても、受け取る側にとってこんなにも印象が変わって
しまうので気をつけましょうね。

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